「うか」134  トップページへ
ニ ュ ー ス ・ お 知 ら せ

      ご案内並びにご挨拶        岡田 健嗣

 横浜漢点字羽化の会の活動の終了と本誌の終刊について

 1996年の1月末日、本会・横浜漢点字羽化の会は産声を上げて、活動を開始し致しました。それから約30年という年月、本会は活動して参りました。
 このことは偏に会員各位のご尽力と、本会の活動へのご理解を下さいました皆様のご支援の賜と、深く感謝申し上げます。

 本会は、30年という年月、漢点字書の製作を主眼とした活動を通して、視覚障害者への漢点字の普及と、一般社会の皆様からの漢点字へのご理解を賜るべく活動して参りました。30年間、パソコンへの入力、入力されたものの校正、そして触読に適したレイアウトへの割り付け・記号類の整頓などの編集に、当初から変わらぬペースを保って活動して参りました。
 お陰様でその成果は、横浜市中央図書館への納入書として、視覚障害者の皆様に、ご利用いただけるようになっております。
 会の活動と運営に携わっている者と致しましては、この間はほとんどあっという間という感を禁じ得ません。しかし、そういうことはございませんで、決して短い期間ではありませんでした。これだけの長年月の活動を、弛み無く継続して下さいました。会員各位におかれましては、それだけの努力を傾注して下さいました。誠に感謝の申し上げようを知りません。
 しかしながら誠に残念なことではございますが、最も考慮して来たはずの世代交代を、果たすことができませんでした。私どもの活動の後を継いで下さる若い方を、見出すことができませんでした。思い返してこのことを申し述べれば、紙面が尽きません。従ってこの事実だけを、ここでは申し上げるに留めます。
 2020年代に入って私どもは、急速な「高齢化」を意識せざるを得なくなりました。長年活動を中心的に担って下さっておられた会員が、一人抜け・二人抜けするという事態を目の当たりにすることになりました。そして今年に入って、これまで通りの活動を継続することは困難であることが判然として参りました。
 このようにして私どもは、今年度を限って、入力・校正・編集の活動を、終了することを決しました。
 そして機関誌である本誌『うか』も、次号135号を以て、終刊させていただくことと致しました。
 本誌をご愛読いただいておられます皆様、本会の活動をご支援いただいておられます皆様、重ねて御礼を申し上げて、ご報告とさせていただきます。
 大変ありがとうございました。
 なお、これまでに製作して参りました漢点字書、国立国会図書館に電子データとして納入しなければいけません。
 沢山のデータが残っておりますし、東京漢点字羽化の会は活動を継続致しますので、規模は縮小致しますが、活動そのものを終了するのではありません。今後の活動のあらましは、何らかの形で、ご報告させていただく所存でおります。
 どうぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

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