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               編集後記
                                   
木下 和久

「うか」123号(2022年4月)
 当会では長年インデックス社のエヴェレスト点字プリンターを愛用しています。既に30年近く使用しているわけですが、あまり使用頻度が高くないとはいえ、機械的な損耗が蓄積しています。最近、紙送りのローラーが摩耗していると見えて、印刷された用紙の片方が枠にこすれた跡を残すようになりました。時には用紙があるのに、「用紙なし」という警告が発せられたりもします。このままではどうにもならなくなるのではと心配して、修理できる業者をネットで探したところ、静岡の清水にあるエクストラという会社が、このプリンターを扱っていて、修理もしてくれるということでした。連絡しましたところ、このプリンターは何度かバージョンアップされて、最新型はバージョン4ですが、われわれの使っているのはバージョン2で、すでにサポートは終了しているといいます。
 幸い、故障箇所は紙送りのゴムローラーで、これは新しいバージョンと互換性があり、何とか修理していただけましたが、ひやひやものでした。

「うか」122号(2021年10月)

 やっと新型コロナの流行が、収まり始めたような様子を示してきました。2019年の12月頃中国の武漢から発生したとされ、翌年の1月初めには緊急事態宣言が発出されました。それから何度も流行の波を越えて、やっと最近になって新規患者発生数がかなりの減少を示しているように見えます。このまま収まってしまうような生やさしいものではないかも知れません。緊急事態宣言が解除されたにもかかわらず、県や市の施設利用に関する制限は、なかなか解除されるような様子が見えません。関係者の皆さんはそれなりに警戒を緩めないのでしょう。早く元の普通の状態に戻ることを期待するのみです。
 私事になりますが、最近、シニアマンションに転居しました。いわゆる老人ホームよりは、元気な人達が生活することを期待している施設で、館内でのサークル活動なども活発に行われているようです。まだ入居して間がないので、詳しいことはこれからいろいろ分かってくるでしょう。いろいろな相談事の受付をしてくれるコンシェルジュや、看護師が常駐し、緊急時にも対応してくれます。食事は3食とも館内のレストランでとることもできるし、自分で調理することも出来ます。
 場所はJR相模線の上溝駅前ですが、相模線というのが単線のローカル線で電車の本数も少なく、あまり便利なところではありませんが、時刻表を確かめながら動くようにすれば、まあまあの生活は出来ます。
 すぐ近くの橋本駅では、既にリニア新幹線の駅の工事が始まっているというのがちょっとした楽しみです。

「うか」121号(2021年4月)
 この1年あまり、世の中は新型コロナウィルス一辺倒で、しかも、まだその先は全く見通しの立たない状態です。昨年10月に第120号を発行してから半年たち、何とか今号を発行できることになりましたが、次号が無事予定どおりに発行できるかどうかは分かりません。
 「案内」欄にありますように、『萬葉集釋注』第9巻・漢点字版が完成し、横浜市中央図書館に納入しました。この第9巻は11分冊で、その製本作業は㈲横浜トランスファ様のご厚意により、研修室を作業の場として利用させていただきました。十分な広さがあり、「密」になることなく安心して作業を行うことが出来ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 この書籍には地図を主体とした図版が含まれており、これを触読可能にするために従来は立体コピー機を利用していましたが、一昨年立体プリンターを購入しました。発泡紙に熱を加えて線を浮き立たせるものですが、非常に鮮明な画像を浮き出させることが出来ます。視覚障害者に点字のみならず、図形が触読出来るよい手段が出来たものと思います。                           木下 和久
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